誓約/11

「・・・・・・・・・」
激しい呼吸と、折々混じる呻き。
時にはっと背筋に緊張を奔らすけれど、赤子が下りるにはまだ刻(とき)が かかりそうだった。
襖を隔てた隣の部屋で、剣心はきちんと座して動かない。
隣家の女が、ゆったりと膝を崩して、それを眺めた。
「心配だよねえ?」
独り言のようだが、それは確実に剣心に向けられた言葉だった。
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