誓約/2

「・・・寝てろって言ったろ?」
「だけど、病気ではないですし」
「昨夜引きつる感じがするって言ったじゃないか。
 日も近いんだから無理をしなくても・・・」
「大丈夫ですよ」
巴はふわりと微笑んだ。
以前の彼女を知る者ならば、驚くほどの柔らかな表情。
それは腹の中の子が大きくなるにつれてどんどん、 とろけるように優しく温かくなっていった。
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