かすがい/18
「・・・ごめんなさい、わたしが悪かったんです」
「え?・・・・いいよ、もう」
「でも厭な思いをさせてしまいました」
困ったように剣心は笑った。
そうして優しい手付きで、彼女の額の黒髪を掻き上げる。
ゆっくりと布団から腕を挙げて、巴はその手を取り。
自分の頬へ動かした。
剣心は反対の手も、彼女の頬へ伸ばし。
そのまま軽く口付ける。
「俺も・・・気付いてあげられなかったから」
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