天衣/15

(遅い)
(遅いの)
(疾うに貴男は、わたしを)
(何も知らないで)
(自分を卑下して)
(わたしのことばかり、心配して)
(本当は、貴男の方が)



ぐるぐると脳内を渦巻く言葉に耳を塞いだ。
わたしが彼の傍にいるのは、胸に秘めた仇を取る為だ。
けしてあなたを、切なく想ってるわけじゃ・・・ない。
■次へ
■剣心・巴その4へ戻る

Worksへ