甘露/2
「君の地元は近いだろ? ちゃんと見たことないのか?」
「ええ・・・、わたしこういうのが苦手で。 どちらかといえば書物を読む方が好きでしたし、祭りだからと いって余計な物を買い込むのも、無駄遣いのような気がして」
「・・・しっかりしてたんだな」
剣心は、ぽりぽりと首筋の後を掻きながら自分の幼い頃を思い出していた。
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