refrain/10

風に煽られる赤毛に気付いて、巴は瞠目した。
汗と、血と、火薬の匂いに混じって。
懐かしささえ感じる微かな体臭が。
つん、と鼻腔の奥に入り込む。
「ひむ・・・」
「馬鹿野郎!!」
降り掛かる火の粉から彼女を庇うようにしながら、剣心は蒼白な顔をして彼女を 怒鳴りつけた。
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