邯鄲/18
その『誰か』が居ないのなら。
せめてお互いで。
・・・それしか術が無いのなら。
巴は今度は自分から、唇を重ねた。
ふたりは互いをしっかり抱いたまま、軋む床を転がった。
「わたしが、居ますから」
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