邯鄲/6

下拵えを巴が済ませていたとはいえ、目を瞠るほど鮮やかだ。

思った以上に、器用な人なのだ・・・・・・

巴は改めて、剣心を見遣った。
学問には疎くても、頭の回転は早く、機転も利く。
話の流れからすると、洗濯や掃除もお手の物だろう。
味覚も短い期間ながら、共に生活を送ったおかげで彼が確かな事も解る。
おそらく、大概のことは教えられればそつなくこなすのだろう。
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