邯鄲/4
包丁を持って、野菜を刻む音は軽やかで。
再び呆気に取られて、巴はそれを見つめた。
「上手ですね・・・」
今し方発した科白と同じ物が、唇から零れたが、剣心は気に留める風もなく手を動かす。
「慣れてるんだ・・・俺」
「え?」
「飯の支度」
「そう、なんですか?」
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