陽に晒された思考の行方/17

数度瞬きして、巴は人並みの中をするすると移動してゆく 背中を凝視した。
何気なく、掌で胸を押さえてみると、とくとくと早鐘を打っている。
・・・それが彼の鼓動を映したものであることに 気付いた時。





巴は剣心と自分の距離が、目に見えているそれよりも ずっと近しいことに、愕然とした。
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