陽に晒された思考の行方/1
「出掛けようか」
目線を合わせないまま、剣心がぼそりと呟いた。
「は?」
良く呑み込めなくて、巴が訊き返す。
「・・・飯塚さんに用事を頼まれた」
まだ、合わない目線。
「あの―――」
「一緒に」
彼女が二の句を継いだところで、それを阻むように振り向いて。
剣心がはっきりと口にした。
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