終起点/1
「ゆきだよー」
おかっぱ頭の幼女が振り向いて、はしゃぐ。
母親はゆっくり笑いながらその子の頭を抱え込んだ。
「そんなに眺めてたら、あなたの顔が雪で、真っ白になっちゃうわ」
さらさらと柔らかな髪を梳いて、小さなその手を引き寄せようとした、その時。
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