手探り/7

「おい、見たぞ」
飯塚は自分の部屋に入ろうとした青年の襟首を後ろからひょいと摘んだ。
「い、飯塚さん!?」
「おめえよお、あの娘にちょっかい出してんのか?あん?」
にやにや笑いながら、飯塚は青年の脇腹を小突く。
「な、な、なんです?関係ないじゃないですか」
赤い顔をして青年は煩そうにその手を払った。
■次へ
■剣心・巴その2へ戻る

Worksへ