影見/8
「・・・うん。
この間薬草を採ってて気付いたんだけど、 この先にびっくりする
ほど綺麗なところがあったんだ」
色素が薄くて赤い髪がさらりと風に揺れた。
左頬の大きな縦傷も意識できないほど、彼は優しい顔で巴を見つめてくる。
彼女自身気付いてはいないが彼から視線が、外せない―――・・・
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