銀の砂/14

剣心はようやく腰を上げた。
帰ろう。
巴が喜ぶ、喜ばないは関係ない。
巴が要らないということにがっかりするのは 俺の都合であって巴が悪いわけではない。
俺が巴に似合うと思ったんだ・・・。


巴は再び扇子を開く。
光る砂。
綺麗なひかり。
あの人が私のために、と求めてくれた、きれいなもの。
きれいなもの。
・・・私はとても嬉しかったの・・・。
■次へ
■剣心・巴その2へ戻る

Worksへ