銀の砂/4

ぱたんと閉じると巴は扇子を剣心に向けて差し出した。
「これは・・・受け取れません」

思わぬ返答に剣心は一瞬あ然とするがすぐに問い返した。
「・・・なにか気に入らないのか?」
巴は大きく首を振るとちいさな声で答える。
「ちがいます・・・
 私には勿体なさすぎます、駄目なんです」
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