手枷/13
そして僅かに唇を開き、吐息を漏らす。
冷たかった剣心の手が、すいと熱を帯びた気がして、やっと巴は訝しげに視線を上げた。
先程まで彼女のそれと重ね合わされたそれが、くいと彼女の肩を掴んで。
身体ごと引き寄せられる。
剣心は項にかかる彼女の息が、思った以上に熱を持っていることに 驚きながら、それに欲情している自分を感じた。
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