手枷/5
「・・・・・・」
微かに目を瞠って、すすっと後退りをする。
「蜘蛛!?」
箱の中身の正体は、黒と黄色の斑模様の、小さな蜘蛛一匹だった。
やはり得意ではないのだろう。
彼女は数歩剣心から離れたまま、白い顔をやや蒼くしている。
「ご、ごめん!
今蜘蛛相撲してて。
これ一応俺の分なんだ」
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