赤蜻蛉/1
京のはずれの農村で剣心と暮らし始めて 最初に困ったことは食材の少なさだった。
もともと貧乏とはいえ、大概の食材が手に入る江戸では その日の食事を作るのに苦労したことはなかった。
だがここではそうもいかない。
巴は見たこともない野菜や、木の実を見つめて途方に暮れた。
「・・・多分、食べても大丈夫だろうけど・・・」
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