夢魔/4

そこで夢想は破れた。
胸元に冷たい汗。
我知らず速くなる鼓動。
息を整え、固く握り拳をつくった。

私の思いなど気づきもしないで彼は無防備な寝顔でいる。
・・・彼がこんな寝顔を見せるのは私にだけ。
初めの頃は、気配だけで彼は私に身構えたのに。

あなたを愛しいと想うのも真実(ほんとう)です。
あなたと永遠に共にいたいと幾度願ったことでしょう。
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