夢魔/2

それでは私はどうなのだろう?
私の中の冷たい、復讐の炎はどうなったのだろう?
ああ、右のこめかみが酷く痛む。
二本の指で押さえて私は布団の中で身体を縮めた。

・・・忘れるものか。
鼓膜の奥で声がする。
ああ、痛い。
私はゆっくりと上半身を起こして彼の顔を見下ろした。
額に当てていた右手をそっと彼の喉元へ伸ばす。
このまま力の全てを込めて彼の白い首を絞めたなら・・・・・・
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