二章/4
ぼんやり考えていると誰かが襖を軽く叩いた。
「夜分失礼」
彼は人斬り抜刀斎の上役だと名乗った。
抜刀斎の仕事は全て把握していると。
・・・桂小五郎。
すぐにわかった。
長州藩の若き指導者。そして人斬りを造った男。
にこにこと人の良さそうな笑顔で桂は腰を下ろす。
私は頭の片隅でこの人こそ元凶かもしれないと思いながら 湯飲みに茶を注ぐ。
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