一章/5

ずいっと男の前に立ちはだかる。
わたしは初めて彼の顔を真正面から捉えることができた。
そして、一瞬呆気にとられてしまった。
まだ中性的な顔立ちを持った少年だったからだ。
ぼんやりと頭の中にひとつの言葉が浮かぶ。
・・・きれい・・・。
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